突板工法とは

スポンサーリンク

 

 

お仏壇の説明を読んでいると、よく「突板(つきいた)」という用語を目にします。
突板とは、銘木を薄く(0.2mm~0.6mm)スライスしたもので、
板というよりは、ペーパーのイメージに近く、銘木単板とも呼ばれているものです。
(↓↓↓出典:Wikipedia)

Furnierstapel

紫檀、黒檀などのいわゆる銘木や、
杉や檜、ウォールナット、チェリー、メープル、チークなど
色合いや木目の美しい樹木は資源に限りがあり、
また一枚板で使うには大変高価なため、
資源を効果的に生かしながら商品の価格を手ごろなものにするために、
合板やMDF(中質繊維版)に突板を貼って、
天然木の風合いを生かした素材に仕上げる、
ごく一般的につかわれている身近な工法です。

仏壇もその例外ではなく、薄板貼りと書かれた商品もこれに相当します。
仏壇は木にこだわりのある商品で、多くの商品の材質に、
「天然木」と書かれていますが、実際は突板工法を使って、
表面材と心材が異なる材質でつくられているのが普通です。
一見、一枚の板でつくられているように見えるホテルの装飾なども、
実はほとんどが突板工法で仕上げられています。

Photo5
(出典:全国天然木化粧合単板工業協同組合連合会

・・・と書くと、仏壇のイメージがガラガラと崩れてしまう方も多いと思いますが、
仏壇は元々、「練り」と言って、異なる木材を組合せつくる工法が一般的だったので、
「一枚板(無垢材)で出来ている」と感じるのは、私達の思い込みなんですよね。

ちなみに総無垢の仏具や仏壇は一般庶民には手の出ない大変高価なもので、
寺院でつかわれるような、ある意味「業務用」のお仏壇と言っても過言ではありません。

突板の製造過程に関しましては、少し古い映像ですが、
以下の全国天然木化粧合単板工業協同組合連合会さんの動画が
↓↓↓大変参考になります。

お仏壇とは関係なく、単に「突板」で動画検索してみると、
製材事業者さんの各種動画を見ることが来ます。

こうやってみると、突板もまた、
天然資源と日本の伝統美を生かした熟練の技術といえると思います。

 

 

 

 

 

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Optionally add an image (JPEG only)