仏壇内部の屋根の下の寺社のような装飾的な組木は枡組というそうです

家具調仏壇では見かけませんが、唐木仏壇や金仏壇のような、
伝統的なお仏壇の中にはお寺のような屋根があって、
その下に組木細工のような装飾的な飾りがついています。
昭和8年購入の我が家のお仏壇にもあります。
すすで真っ黒ですが・・・

枡組_DSC00703

ロードサイドの仏壇店にふらりと入って、なんとなく商品を眺めていると、
必ず店員さんがやって来るので、兼ねてからの疑問を尋ねてみました。

 

「この部分は何というのですか?」
40代と思われる庶民的な女性の店員さんに聞いてみると、
わざわざ店長さんを呼びに行ってくれました。
その方は、わからないようでした。
奥から呼ばれてやって来た少し髪の薄い男性の店長さんが答えてくれました。
「枡組(ますぐみ)って言うんですよ。」
「ますぐみ・・・ですか?」 「はい」
ということで、ようやく名前がわかりました。
この部分の名称は「枡組(ますぐみ)」というそうです。
確かに「枡組(ますぐみ)」で画像検索すると、
「あぁ、これです、これこれ」という画像がたくさん出てきますね。

 

調べてみると、斗組(ますぐみ/とぐみ)とも、
斗(枡)と栱(肘木)から成る事から斗栱(ときょう)ともいわれるそうです。
そして、私は単なる見栄え上の装飾と思っていましたが、
元々は長くせり出た寺社の屋根の軒を支えるための建築工法のようです。
仏壇はお寺と同じく、仏さまをお祀りする場所なので、
つくりがお寺と同じ様式になっているのだと思いますが、
手の込んだ枡組のあるお仏壇は、やはり豪華に見えますね。

 

私の家は転勤族のサラリーマン(公務員)家庭で、
中学生までは狭い官舎住まいでした。
ですが仏壇だけは、私の(会ったことのない)曾祖母が買ったものということで、
重くて場所を取るにも関わらず、この仏壇と一緒に引っ越しを続けました。

 

こうやってみると、うちのお仏壇って結構豪華なんだな、と思いました。
これと同じものを、今、私達夫婦が買うことはできないでしょう。
昔は木の値段も木製品のお値段も今ほどではなく、
我が家のような中流家庭でもこういったお仏壇が買えたのか、
または、曾祖母がお金持ちだったのか、そのどちらかは不明です^^

 

DSC00706

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