当然ですがまちの仏具屋さんは仏事と地域情報にとても詳しいです

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夫と二人で旅行をしたついでに、
旅先の仏具屋さんにふらりと入ってみました。
本当はロードサイドのチェーン店のようなところに行きたかったのですが、
スマートフォンのGoogleマップで探して行ってみたところ、
最近、移転したらしくて、更地になっていました。

 

わざわざ行ったのでなんとなく気持ちがおさまらず^^、
そのすぐ近くにまちの仏具屋さんがあることがわかり、
せっかくなので入ってみました。

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いやぁ、まちの仏具屋さんというのは本当に詳しいですね。

 

実は商品に関してはそれほどでもないです。
先方もご夫婦で対応していただいたのですが、
木の種類や生産国を尋ねても、即答できないことが何度もあったし、
逆にその受け答えの様子から、
お店を訪れるお客様は、そのあたりにはあまりご関心がないのかもしれない、
と思ったりしました。

 

仏具屋さんのお仏壇は引出しを開けるとたいてい説明書きの紙が入っています。
なので、昔からのデザインの伝統的なお仏壇は(普通、引き出しがあるので)、
開けるとすぐにお店の方も仕様書みたいな用紙を見ながら説明ができるのですが、
私の関心が高い家具調のミニ仏壇は引出しがない商品も多いので、
そのお店のご年配の奥様は、私が質問するたびに、
奥に行ってカタログを取り出して、老眼鏡をかけて一生懸命教えてくれました。

 

ですが、お供えのしかたとか、宗派による違いなどは非常にお詳しいです。
しかも、仏教ではない新興宗教のお仏壇にまで精通されていて、
(新興宗教に「仏壇」という言葉があてはまるかどうかは別として)
それだけでなく、その団体さんの地元のまとめ役のお名前とか、
現状なども非常によくご存じで驚きました。

ロードサイドのチェーン店や繁華街にお店を構える大手のショップと異なり、
あまり交通量のない通りで地味に営業しているまちの仏具屋さんは、
一度中に入ってしまうと、お客様とお店の方との距離も関係性も、
近すぎて濃厚で、本当に用事がなければなかなか入りにくいと思いますが、
その地域で長くやっているだけあって、参考になる情報がたくさん得られます。

 

先方もプロですから、買う気があるのかないのか、
ひやしかどうかは、雰囲気ですぐにわかると思うのですが、
1日に何人ものお客様が行き来するわけでもないので、
タイミングによってはそれなりに余裕があって世間話をしたいときもあるかも。

 

そんな地域のおじちゃんおばちゃんショップを大切にする意味でも、
万が一の悲しい出来事をきっかけとせず、
本当は気軽に声をかけてあげたほうがいいのではないかと思いました。

 

私の家は郊外の住宅地ですが、最寄駅の街道沿いに、
やはり昔からの仏具店があります。
こういったサイトを運営する前は、「人の死」に関わる業種として、
非日常すぎて敷居が高く、入っていけない雰囲気を勝手に感じていましたが、
本当はものすごいノウハウを持っている方達なんですよね。
そう思うと、尊敬の念もわいてきます。今度入ってみようかと思いました。

 

 

 

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